今日はもう――どうでもいい。

【玲人】 「――杏子」

カウンタの片付けを始めようとしていた杏子を手招きする。

【杏子】 「なあに? ――きゃっ」

腰に手を回し、引き寄せる。

【杏子】 「ちょっと……時坂くんっ……」

【玲人】 「……いいだろ?」

耳元で囁きかける。

【杏子】 「……飲みすぎよ、もぉ……」

【玲人】 「……飲みたい気分だったんだよ」

そのまま杏子の身体を抱き締め、口唇を重ねた。

【杏子】 「んうっ……ん、ちゅっ……」

顔をこちらへ向けた杏子が舌を伸ばしてくる。

【杏子】 「んぁ……あ、はあっ……」

熱い吐息。

【杏子】 「……お酒臭いわよ、んんっ……」

文句を言おうとした口を塞ぐ。

【杏子】 「んっ……ん、ふ――は、んうっ――」

舌を絡め、唾液を混じり合わせる。

【杏子】 「んっ……ちゅ、んむっ……ん……」

杏子の胸に沿わせた手を軽く動かす。

【杏子】 「んっ――ん、ふぁ……あ、んっ……」

ぴくん、と彼女の身体が震えた。
服の上からでもその弾力は申し分ない。

【杏子】 「あ……んっ、時坂くんっ――んっ、ちゅっ――ふ、ふぁ、あふ……っ……」

乳房を弄ぶと、一層激しく口唇を求めてくる。

【杏子】 「ふぁ、あ、は……んっ、ちゅっ……あ、は、あふっ……」

彼女の身体が徐々に熱を帯びていくのが伝わってくる。

【杏子】 「んっ……やっぱり、お酒臭いわよ――あたしも酔っちゃいそう……」

【玲人】 「……酔わせるつもりだよ」

【杏子】 「んっ――ん、ちゅ、んむっ……んうっ……」

口唇を重ね、彼女の口腔内に舌先を入れて舐る。

【杏子】 「んぁ……あ、ふっ……んっ、ちゅっ――」

口を窄め、己の舌を吸ってくる杏子。
身体を密着させてくる。

【杏子】 「んふっ……興奮してるの……?」

杏子の手が己の股間に触れてきた。

【玲人】 「……お前ほどじゃないよ」

乳房の先端を軽くつつく。

【杏子】 「あんっ……そんなことないわよ……」

【玲人】 「そうか……?」